企画展「学びの歴史像-わたりあう近代-」(国立歴史民俗博物館)

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  • #685
    editor

    落合です。

    来たる10月12日(火)から12月12日(日)まで、
    千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で
    企画展「学びの歴史像-わたりあう近代-」が開催されます。
    この中の“第3章 博覧会がめざした「開化」「富国」”において、
    野﨑家塩業歴史館と鎌田共済会の資料を展示します。
    近代塩業の一面を見ることができるでしょう。

    なお、新型コロナウイルス感染症拡大等により、
    止むを得ず延期・中止する場合もあります。
    最新の情報は国立歴史民俗博物館のホームページをご覧ください。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    #719
    editor

    たばこと塩の博物館の高梨です。

    遅ればせながら、落合先生からご案内のありました企画展「学びの歴史像-わたりあう近代-」を目的に、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館まで行って参りましたので、ご報告いたします。

    香川県坂出の鎌田勝太郎氏が第二回水産博覧会に出品された塩田解説図などの軸装一式は、以前、鎌田共済会郷土博物館でも見せていただいた記憶がありますが、あらためて今回つぶさに拝見すると、道具類から坂出に固有の作業内容まで含めて、入浜での作業が克明に記されており、理解を新たにするところがありました。
    また絵画の描線も、簡潔にして必要な箇所を押さえたもので、どんな経緯で、どんな描き手(絵師)に依頼してできた絵だろうかと思いを馳せました。

    岡山県の野﨑家塩業歴史館に残された、第二回水産博覧会への出品経緯に関わる資料(「試作案」「出品願」「各出品解説書」など)には、当時の野﨑家塩田の概略だけでなく、鉄釜成績比較表や塩田地盤模型といった細かな項目までもが整理・列挙されており、さらには、国内塩田地盤の図、国内塩業沿革調査書といった文字まであったのは、大変興味を引くものでした。

    鎌田共済会の軸装絵画の描線と、野﨑家の「第二回水産博覧会出品試作案」に記載された国内塩業沿革調査書といった文字列。
    両者を合わせて考えると、これらの水産博覧会での経験が下敷きとなって、塩業研究会会員にはおなじみの『大日本塩業全書』の成立にも寄与したのではないかと想像したくなるような資料たちでした。

    私自身は歴史学が専門ではないため、勝手なことを言うとのお叱りを受けるやもしれませんが、今後、水産博覧会から『大日本塩業全書』に至る塩業界の流れが明らかされることを期待したいという感想を持ちました。

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